haiirosan's diary

散文とか

04160419

蒼穹に凍てついたソーダ水に 不明瞭な着色料が這い回る 4月の澄み切った空白は 瞬く間に彼方へと消えてゆくから 青から灰色のアスファルトへと 身を投げる彼女らは桃色の裸足のまま その先を見ることなく弔われて―― 血の焦げる匂いがした逢魔ヶ時 藍マントの…

水色のファンファーレ

十字路は炎に浸された、渇いた祈り、アークバードの墜落、網膜から流れでる茜色の夕景と記憶。 記憶の果て、雑踏の焼死、38面に描かれた陰画の真実に誰かが笑う。 海水に浸された50のビルディングにプティングは痕跡を遺してはいない 渇ききった切っ先、「全…

C'était à cause du soleil

無軌道な雑踏、都会の喧噪、淫らなネオンライトに浸されて、沈黙のまま佇む桜は狂気とイロを孕んでゆく。 春の夕刻は不穏だ。早過ぎた埋葬から流れでる鬱血、蒼白の人差し指が示す真相、37頁に潜むのは__ 散りゆく桃色の画鋲に、鬼すらも出血を隠せない。…

不可視の水槽に沈む10階

夕刻だけが世界の終わりをそっと告げた。 終わらない夢、始まらない暁、傍観者はいつも被害者だと、海辺の少女が囁く。 海岸線を失踪するナイフの傷痕、彼方で揺れる爆炎と断末魔。 翡翠色の貝殻が茜色に砕け散った刹那、裸足のままでは誰も―― かくれんぼに…

ピアノ線と明晰夢

青酸がマシュマロに熔けた。 3月は虚ろな旋律が、混濁した誰かの意識に紛れ込んで嗤う。 かくれんぼに興ずる蒼い鳥 冷却水に溺れた熱病 砂漠渦巻く幻想に、いつか灰色の地平線が淫らに茜色に染まってゆくから__ ピアノ線と轢断された夕景、酩酊に臥した太…

二藍の屛風に血が滲む

春狂蔓延、無呼吸症候群の魚円転し続ける瞳孔暗転し続ける網膜白昼夢と千鳥足――雨でも傘を差さなかったのが私だけではなかったから私は私が私で私に私をあなたはアナタなのか? 4月、血塗れのピアニカ赤蟻と岩石、死体遺棄放課後までのカウントダウン偶数が…

水色のサーカス

無呼吸症候群の朝日 ソーダ水の死 唸る柱時計に少女は 視えない檻と絶望を凝視する。 10階(以降)の世界で 誰が笑っているのか? 行き止まりの十字路、 線路上にて見つからない手首と血痕―― 暗い雨朝は、未だにアスピリンを咀嚼しているというのに__ 翠雨の…

Abstract Film

全ての呼吸が蒼に吸い込まれる。日曜日は千鳥足のサーカス、月曜日は副流煙の霧と肺患い。 ――老人が颯爽と去った猟奇殺人の現場には領収書は無く、ただ水に浸るだけのPeaceが遺されて、 造花の呪詛が断線したイヤフォンを這い回る。血イロの旋律とFade Outの…

8mmフィルムから零れたアイスピック

有刺鉄線が藍色を纏う時、硝子の靴は粉々に砕け散った。 太陽の亡霊、 砂漠の亡骸、 薔薇の亡命 少女が時計の針を忘却していたのは「狂っていたから」だと綴られる 39面の死亡記事が切り裂かれた時、硝子の破片は行方不明を装い__ 8mmフィルムから零れたアイ…

無表情のクリームソーダ

終幕の風景はいつも穏やかだ。清廉な蒼を切り裂く朧な光明、眩し過ぎる収斂に、時計の針すら呼吸を止めて__ コンタクトレンズが剥がれるように、水中に溺れるように、悪い夢が醒めるように――ぼやけてゆく世界 街も人も冷凍されてしまうけれど、その開いた…

首の無い客引き、敗血に浸された2月

蠱惑の帳に火が放たれし時、影踏み遊びの無邪気は脆くも斬り捨てられる。錆びついた諸刃、有刺鉄線の夕暮れに貴女は切創無く、夜を迎えられるのか? 彼方の星が世界を傍観する。人々は今日も自ら心臓を吐きだし、灰色の刻を紅く染める―― 街は虚ろさを漂わせ…

誰もいないはずの後遺症の窓

――鳴り止まない蒼い警報、アスファルトを這い回る錠剤の粉塵、真紅のカーペットを染めるのは青ざめた焼夷弾だと、誰が認めるのか? 遠く、遠く、藍霧に潰されたHighway509,ひび割れたバックミラーに映るのは終末のスニーカーと、茜色に乱れた手形、赤い涙零…

ヘッドライト消えた車道、59階のミッキーマウス

不可視の亡霊に浸された街は機械色のドレスを纏う。狂気と好奇が揺らめく瞳に注がれる不明瞭のSpirytus.全ての時計は針が歪んで、私は彼方から混線する、赤子と鴉の啼き声を虚構だと感じることができない__ 彼方のマーマレードが憂秋の牢獄から解き放たれ…

チョコレートミントの有刺鉄線

――巳の刻に僕らが彷徨う螺旋階段、最後に待つのは琥珀色のエンドロールか、それとも__ 凍傷を起こした秋の青い昼、静脈血の彫刻が色褪せてゆく8限目の理科室には、唯スカーフの残り香だけが、煙るストーブと灰色の紙芝居で色喘いでいた。 __やがて喪われ…

藍色の彼岸花

https://youtu.be/vpQjoiVSvmI藍色に霞む鏡割れて 虚ろ霜月、赤く染まる花 青い鳥が刻む彼岸 遠いサイレン 君の悲鳴と__「静けさだけが この世界の全てだった 終幕のエンドロール、名も無き墓標 溶けるフィルム、箱舟、淡い五線譜 砂漠 揺れるドライアイス …

148-76120-96の「存在しない住所」

思考の水槽が錆びた車輪に刻まれてゆく。 夕刻は色を喪い、私の網膜はアイスピックのような蒼を刹那に齎し、やがて永遠の茜が滲む。 __浮游夢は覚めることなく、唯アスピリンが砕け散る繰り返し繰り返しに。 ウィスキーグラスの水も何処か虚ろな眼をしたま…

薔薇と彼岸花のイロゴトはモノクロ

イロゴトのモノクロとカケゴト、喪うフィルムに君の33巻は存在しないから、 燃えあがる車輪に刻まれた夕暮、季節から離脱した貴女のワンピースは灰燼と変換され__プールサイドの悲鳴、蝙蝠傘に抉られた心臓の色はモノクロ、渇ききった哀歌と止まない雨に、…

血を拭う為のドレス、ドレスコードの無い704号室

皆殺しの12月に水槽は貴女の心肺を解かし続ける。青ざめた太陽とシャンデリア、ライ麦に隠された9mmの薬莢。__全ては点滴に映る君の真相だと、704号室の花瓶が砕け散った刹那にベッドの下のナイフだけが、そっと笑みを零す。 刻まれた牡丹をひとひらひとひ…

「始めから狂っていた」

眠りの森の花々に抱かれて、私の夢魔は無垢なまま暴かれる。更新の無い未来、崩れゆく日々、濁る瞳に救済は無いから。秋麗の執行猶予は人々の記憶から掻き消され、色と旋律を喪った12月の瓶詰の中で、70916-0のビルの曇りきった硝子を愛撫している。 錆びゆ…

葬秋の惨殺死体と328/537ml

逢魔ヶ時が血に染まる050×、私の左眼に目隠し鬼がそっと終幕を告げた。 赤2号のドライアイスが崩れゆく夕刻、罅割れた境界線を撫でるのは音階の無い四弦だと__火を放たれた花火と踊る記憶、鍵の掛からない空白の窓辺と海岸線、裸のアイスクリームが溶けな…

308217Mintliqueur

霞鏡に霜月の縊死躰たちが映される、翡翠イロの霧中霧、私は虚ろな眼のまま、壊れた視線のままでカステラみたいな午後に浮かんでいる。氷砂糖が溶解するまで、3時のメロディーが崩壊するまで、ずっと__ 藍色の麻昼に月が熔ける針時計。308217を永続的に刻…

テトリスの終焉と革命劇の午後

港湾は炎に浸された。十字架を轢断する音、鴎の墜落する旋律に誰が蜃気楼を夢見るのか?忘れられた魔女と最終巻 「切り刻まれた1 節に描かれたスクリーンは何時か視た教会のステンドグラスみたい」少女はそう呟き、花瓶の置かれた机に別れを告げる。 紅色の…

あ__ℵ /花魁__――◐◑、内 臓転 る路

水中にしか酸素が無い。私は空っぽの乳母車が闊歩する車道を視ながら、排気ガスを深く吸い込んだ。淡い傷痕、或いは3mm,網膜を漂う翡翠色の暁は綺麗だけれど、いつか去ってしまうその色彩に、誰が祈りを捧げるのだろうか? 暗いクライ焔を彷徨って、少女は破…

Lithium,Designer's Snuff

終末のカクテルが鏡の世界へと零れ落ちた。幾重にも重なる嘘と虚ろな美、幾度も散ってゆく色彩に私は、何時かの青空も狂った太陽も忘れてしまう。0.4/0.5,この眼に映る透き通ったスクリーンは永遠を刻むことのない永遠。 雨色の飴がソーダ水に溶けてゆく。行…

Fineの無い楽譜に浮游する茜色の――

裸体が埋められた3F,紅花を一枚マタイチマイと剥離してゆく内に幽離する夜明け。 然し、未だ終わらない缶蹴りはライムグリーンのブランコを揺らし続けるし、 私は(ワタシ)を見つけられないから、貴女は行方不明のままモノクロへと変換される。 全ての蒼が…

♭’∉∞ℵ#’, 海辺のコンバース

藍色の死が彷徨っている、火葬できない花束、造花の夕景、外科室の哀歌。(はじまり)の無い会話にクリームソーダだけが終わりに近づいてゆく。夏が過ぎて、柔らかな黄昏だけが網膜を這い回っているから、 向日葵が硝煙と共に枯れていった。32日の路面凍結、…

「地下鉄は理科室みたい」

狭間に蒼と綿飴が揺らいでいた。いつか、錆びゆくメリーゴーランドに座る君は綺麗だったけれど、1989年が翳んでしまった刹那にその眼は茜色に変容してしまった。燃えあがる空、砕け散るオブジェの記憶、すべてがワルツを踊り終えるとき、私の青昼夢もまた終…

「もし、最後の一人だとしたら、」

アルコールの用水路にソーダが流れている、蒼色の刹那、狂いゆく%に浸るのは心か身体か。或いはポップコーンかもしれない。28××年、禁酒法の嵐吹き荒れるいつかのシカゴで観た映画の記憶と記録よりも、彼方のミシシッピ川を游泳する藍色のカササギの羽音が私…

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雨が網膜剥離を起こす。右目0.1が贖罪されるメリーゴーランドの終点であれば、凍てついた3卓に遺された無言の遺言書とチョコレートサンデーの水滴は90%、 空席待ちと空白左眼に映る鏡/鏡は私じゃない気がした。私を反転させて(ワタシ)、雨に濡れたシリア…

Borderline Abstract

火災警報器と静かなサイレンが長月の終末に木霊する。黒煙の幻聴と静謐なままのテーブルクロス、無人の円卓を囲むウォッカは明度を加速させてゆく。未だに鳴り止まぬ口づけに紅い唇も錆びゆく気配も無く、12番目の少女が血塗れのハイヒールを変死体へと導く…