haiirosan's diary

散文とか

皐月じゃない柑橘のない溺死しない鴎かな

ホテル603号室、ニューカレドニアの夢に夢に夢が重なって、亡霊のバカンスは不眠症と仮眠の境界線を喪う。 「太陽が眩しかったから」と 僕は38SPリボルバーを左手に、君はバタフライナイフを右手に嘯く 堕落のミルフィーユ、快楽のミルクレープ 沖ノ鳥島ラジ…

The Sound Of Dyeing A Cocktail Tone 3

『瓶詰地獄』、逆行する世界にカウントダウンは無く 3,1,2,123,2,3,1壱参弐 どんな順番でもAlc.5%が真実だからさ 兄妹の亡霊も、ユメノガテニシタ筆先モ囁ク 「私たちに何か問題が?」 嘯きも呟きも同意語だと薔薇色の口紅が呟く頃 凌辱の雨中に蝶が境界線を…

The Sound Of Dyeing A Cocktail Tone 2

いつかのエアメール、残り香バニラが地上902mでワルツを踊る 「 」ーー沈黙に浸された手紙と香り 世界から誰もいなくなった十二時間を彷徨う 線香花火のように散る不可視の言葉 青に殉ずる無言の芳香と祈り ターミナルに転がる赤い靴、ドレスシューズ 行…

The Sound Of Dyeing A Cocktail Tone

ドレスを着た柑橘達が鉄風にスライスされる 悲鳴の旋律 カクテルの歓喜 ワールドカップ敗退 そう、街頭テレビジョンに映る轢死体みたいな切断、重症対象は僕ぼくボクと三連符で裏拍子。 「踵で規制線蹂躙スタッカート、人身投身即身仏」 匿名が呟くツイート…

バットを引き摺るオヤジと道端の百合

白昼、29度の五月雨の中で途方に暮れる夕暮れオヤジ。 ファッショントラクターファッキントレーラー ファッションインストラクターファッキンクレーマー クレイマークレイマーより惑星ソラリス 水がたくさんで綺麗だっちゃ 奇声と無重力で仮眠の仮面 好き…

黄昏時、世界の終わり

youtu.be ――曜日すら忘却した午後五時、世界の終わりが静かに訪れた。手を振る積乱雲、静謐な水色がフェイドアウトしてゆく。電線に絡まる鴉の群れ、墜落するセスナとボーイング×××機。悲鳴も爆音も無く、無言で滴る紅い血と橙色の獄炎が、彼らが翼を喪って…

Silence Addington

夕暮のカクテルに網膜を浸ける。 裸のバーカウンター、白骨死体のバーテンダーが創るダイキリは日本刀の味がすると、永遠の出血多量に犯された君が笑っていた記憶も薄れて。 夕闇坂を車道を疾走する輸血剤、鴉が突き破るサイドミラーに映る右目は確かに私に…

夕景の終焉

https://youtu.be/ejlniMDlt8Q全てが終わりを迎えた夢を視た。 夕暮れに枯れた未来 夕暮れに渇ききった希望 夕暮れに―― 世界は俯いているから、私もそれに倣い俯く 葬列が蒼白に染まるから、私も青1号に浸る 鴉の花嫁がブーケに血を滴らせる時、国道スロー…

Broken Silence

――目が覚めると、世界は静寂を喪っていた。 オルゴールが永遠と鳴り響くメリーゴーランド、輪廻の果てに地上は見えず、視界を切り刻むのは、鳥たちが無垢に飛び交う碧色の空だけ。 灰色の路上、裸足の花売り、裸のマッチ売り。 枯れゆく心、焦げつく足に祈り…

太陽の縊死体、白昼に揺れる百合

――目が覚めたら、花瓶が薄荷を溢していた。 血塗れのゴルフクラブ、正体の無いキャディ 「多分ウォッカとビールを飲み過ぎたんだ」 窓の外、天使の梯子から堕落するBはそう云うけれど、どうやら鴉と鳩を誤認逮捕することはないらしい。 外が眩しいから、私は…

逢魔ヶ時の音色は夜に消えた

https://youtu.be/qF6Lyg4MsHs――水色のカーテンが揺れ続ける。透明な来客が砕けた海辺からやってきたので、私は唯殺し続けた。罪の意識、人間らしさ、それすら薄れた機械のように。 部屋の前の交差点で咲き誇るミスミソウは黒い葬列に踏み潰されてゆく。壊れ…

水の中の葬列

https://youtu.be/WK-Izu4JPNE水の中の葬列 枯れ果てた揚羽蝶 色の無い夕暮れに 呼吸を喪う 揺れる視界 水死した世界 境界を失い 私は永遠に微睡む 蒼い夕景を彷徨い 赫い夜に横たわる 空っぽの柩 空席のない現世 夢が熔けても尚 覚めることが 怖いから―― ――…

千里眼が刻む剃刀と檸檬の夢

3階の窓から、僕らは滑空するグライダーが真っ白な紙人形の群れを轢死体に変換するのを視ていた。 砂塵を巻き上げ、首を或は胴体や手足を鋭利なその翼で切り刻む渇ききった景色を。 その刹那に色は思い出せず、円転するシーンの結末に、誰かの死体を隠して…

凍てついたウィンカー、林檎の轢断死体

雨の七連符、私は凍りついたウィンカーの彼岸に見える、黒焦げの死体を眺めていた。 夜に隠されし恐怖、或は狂気、みんなの歌、蜜柑の姿態、未遂のレミ♭ファ 胡蝶 蘭 孵卵 鋭角 の託 児所 鋭利 なマシュ マロ え、 私が暗闇の底に堕ちる夢の夢の夢の内部告発…

Hell or hell with AnholexdalocS

アマレットの夕暮れ或は朝明け、クリームソーダイロの壁、赤蟻が詰め込まれた終末の蜂の巣。マフラーで首を吊った少女がテキーラを翳す刹那に、君のストッキングは断線していた。 始まりもなく、気づけば地面に拡がる静脈血と片っぽメモリー。 ハートランド…

Borderline Marmalade

薬莢みたいに空っぽな1999年、夕暮れのような朝に僕らは有刺鉄線を一心不乱に掴んでいた。冷たい手、冷たいコード、冷めきった未来を赤い血が否定してくれるから、醒めきった今を僕らは嘘だと否定できるから!首のない人形に充たされたクレーンゲームゲーム…

赫と蒼が収斂して、僕らは散りゆくだけ

ステンドグラスが砕け散る刹那、教会の鐘は無慈悲を刻み、あまりにも眩し過ぎる光が僕らを焦がす。 フリージアカラーの空を漂うアークバードの獄炎、ブルーバード去った街に、鉛色のサイレンが鳴り響く。 散らばる色、散らばる光、散らばる―― 散りゆく羽、散…

夕暮れのエンドロール

https://youtu.be/sq0OvoDvWK4夕暮れに青が変色する 時計は9時のまま茜色 唸るサイレン 夢見る機械空は燃えあがっているけど 街は凍てついた灰色のまま 救いも報いも無い日々 長すぎるロードムービー赤く揺れるカラス 孤独なスカート墜落して 無言の鉄塔 世…

4の部屋で膝を抱える私は、

四の無い夕暮れ、チョークが刻む排水溝の猟奇死体にマリアと犬はキスをする夢を見たい。 首を吊ったままのマリア、 僕らは君も彼もこわいから 君らは僕も彼女もこわいから みんなこわいから 僕はソーダポップとワルツを踊る いつか、いつの間にか消える泡沫 …

1209

時計狂って、町は傍観 多分夕暮れが蒼く染まる。 赤、朱、茜色 哀を愛と誤り 藍と青の境界 夕景が蒼いのは世界の終わりの知らせ。 屋上でそう云った二人が墜ちる刹那は新聞38面に収まる 1面にリーグ優勝 39面にパンデミックの知らせ 救いのない報道 救いよう…

反転する蒼に運動会は死体しかない

蒼に殉ずる季節の残り香、ベッドの下の彼或いは彼女が残した包丁にへばりつく埃、グラスに残されたままのビールの老い。 テーブルに突き刺さったアーミーナイフが喚く朝 テーブルクロスだけを丁寧に焦がす朝 フレンチトーストで形成された自殺の名所 フレン…

太陽がマンホールに変換され、カステラ笑う

溶けゆくカステラ、琥珀砂糖のエレジー。 皿上の輪廻に机上のノートは気が触れて、君が持つティーカップの痙攣も永遠に収まらない。 紅茶に揺れるカモミール、ライムピールが孤島に追放されたことすら忘れて。 虚偽のフレーバー、クレーマーの腐乱死体、フラ…

落葉が死体遺棄を隠す無風の海辺

海辺を歩いているような気がした。すれ違う風船のような水死体、トマトのように膨れ上がった顔の縊死体。 トマト缶に内臓入れた気分は? 風船に硫酸を仕込んで子供に渡す心象は? 海抜0米で浮き輪にすがるのは誰だ? 質問責めの盲目のピエロが振りかざすボ…

カウントダウン

眠りの中、それとも現の中。それともな現は最悪の最悪が重なる七、私が狂っているからかもしれないが、レストランで供される水はカップ酒に見える。私は他人がいるところで食事はしたくないから極力レストランには行かないけれど。 それで逃れられない7段の…

のび太「どざえも~ん、ボク腕組み系ラーメン屋になりたいよぅ~」

「しようがないなァ、のび太くんはァァァァァ」 どざえもんは自らが更に肥大かするのも厭わず、ポケットビスケッツからブツを取り出した。 「ファイッ! メリケンサック~」 彼がポケットから放り出したのは近未来でも秘密でもない、よくある関東連合vsフィ…

Cluster Amaryllis

残暑の出血が這い廻る深碧。 ハーメルンの笛吹が引き連れる餓鬼がマネキンに変換され、銀座三丁目の硝子の向こうではストリップショーが朝から朝まで行われていると。 猛獣を飼うような鉄格子に閉ざされた庭園。 僕らは血を流しながら、死を流しながら、その…

3 Summer Time Blues

https://youtu.be/b0p9GmALDF8鉄塔の首吊りを傍観する蒼 斜陽の夏日に切り裂かれたスカーフ 水の無いプール、水浸しのプールサイド 青い酔い 網膜に映る世界は淡く移ろう 発泡する空 350 500 僕も君も酔睡 翌朝 麦水 香料水 水槽の水死体 溺れた君 商品価値…

世界の終わりと蒼い春

https://youtu.be/5fk9bxujfPE四月の青が まひるに溶ける 揺らめく空と 虚ろな日々よ 海辺は赤く 夕暮れの焼死体 終わる世界と 消えゆく色彩水槽、金魚のレプリカが浮かぶ 翡翠色、アルビノ、橙色、茜色 バッテリーゼロのスマートフォン 写される君のような…

ピーナッツバター、誰が鐘を鳴らす

甘く甘く世界は雨足に脚気を覚える。 私は毎夜深夜或いは朝明け4無いし5に脹ら脛の痛みを覚えるんだ。 そう、ベーコンエッグのダンクシュート、コンビニに横たわる赤マルの死骸、フライパンで煮込まれることの業。 映写機が映し出すのはいつもハッピーエン…

Parallel Crawl

ビー玉が眼球に変換される時、私は世界からの視覚を喪った。 水を漂うミズ、空を這うソラ 私を見る彼らはレンズ越しのショーケースの中。値札の無いマネキンからは赤い血が流れている。 だが、走る重軽傷者を差別するなというデモは私の死体を引き摺り、生き…