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haiirosan's diary

散文とか

茜色 空空、五時の夏と秋の境界線

末梢神経 中枢神経 応答セヨ真夏の生傷 呑み屋の影にて嘔吐せり

グラスホッピー 外で酩酊 中は迷惑 氷は邪道 せせら笑う競りの後が夢の痕――

 

――八月の末期 青春の燃え殻 亡骸に捧ぐ 紫煙と記憶

車窓 セッター 虚ろな冷房 夕景は走馬灯のように流れるの

朧げな雲と夕暮 瞬間のフィクション 私の人生と共に

知らない彼 知らない彼女 今日も死なない彼らは 日々の海に溺れるのか……

……茜色 空空(うつらうつら)、五時の夏と秋の境界線 世界は狭間の中、鈍色に染まる無常な天に 少女は無言のママ、不器用な蒼い線を描く――

 

――九月はアタマ 青春の吸殻 曖昧な呼吸 咽(のんど)にしんどい薄荷飴

苦笑 歯車 鬱な路傍 風景は流れゆく焼酎と伴に

儚げな雲とパノラマ 瞬間のフィクション 君の人生は何処に?

知らない彼 知らない彼女 今日も死ねない僕らは 日々の渦に呑まれるのか……

 ……茜色 空空(うつらうつら)、五時の夏と秋の境界線 世界は曖昧の中、虹色に染まる異常な天に 少年は無邪気なまま、不器用な淡い夢を抱く――