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haiirosan's diary

散文とか

指先でなぞる、三分の死因

液晶画面がひび割れる夏の瓜畑。1997年7月某日、私は鍬を這いずり回る蟻の群めがけて降り下ろしている。車道に佇む、頸の折れた「歩行者優先」の標識が、私の汗ばむ首筋をずっと視ている気がした。怖い怖いこわいコワイ――不意に踏み出す革命の札、未来はきっと大貧民
飛び出し危険、ほら、漆黒のエンパイア・stateから身を投げた酷く貧しい君は、これはゲームだからリセットすると嘯いていたけれど、下に拡がるマットレスにはクレイモアが歪んだ笑みを浮かべながら隠れているよ。
そうだ、農家の娘というタイトルを付けよう。貴女の靴が紺色のコンバースから真っ赤なハイヒールに代わるその日を思い浮かべながら。そうあれは1997年7月某日の記憶。
茜色の夕暮れが奇形の入道雲を引っ掻く午後5時。埃が舞躍るアトリエの片隅、まだ真っ白なキャンバスの中で×××××××の穢らわしい内臓と小腸と腎臓と大腸と右目が淫らに絡み合う。そして、筆先の暗い暗い色合いが中心となって脈打つ、極色彩の阿鼻地獄を創るという狂った悪夢を見たけれど、

果たしてキャンパス・ライフなのかキャンバス・ライフなのか、些細な違いだけどバとパで異なる言葉の意。或る馬鹿とアルパカ、或る阿呆の一生、バルでタパス、あ、どっちだっけあーあー五月蝿いなどいつもこいつも。テンプレファッション、趣味はナンプレ購読ですって、んなもんどっちでも良いからアーミーナイフで引き裂くぜ、見ろよ壁に貼り付けられた『口裂け女vsアルバート・フィッシュ』という、明らかなZ級映画のポスター。ところでそれが上映されるのは、カンザスシティのみであるということなので、私は百万ドルを貰って、あの街で短い生涯を終えようと思う。