haiirosan's diary

散文とか

「ドラゑmon 天麩羅とT007型ぁあああああぁん!???」

「××××~」

 朝六時、ろくでなしことビー太の相変わらずな猫なで声で目を覚ます。

 くそったれ、ロシナンテ。今何時だと思っていやがる! いいか、僕は確かに君の彼氏でありSister RAYでもあり、未来の世界、2029年L.Aのスカイネット派遣社員でもある。けどなぁ、僕だってブラック社畜でもあるまいし、土曜日の朝くらいアルマーニキめてマティーニかっくらって、てめえのアバズレ母ちゃんの買ってくる銅鑼・ヤクでもたらふく喰って畳三畳の上でゆったりしたいんよ!

「おうおう、ピー太!今日はなんだってい!?」

 僕がそう、爆走する菅原文太風に尋ねると、ピー太はこう答えたんだ。

「僕は新宿三丁目のG映画館でターミネーターと鍋二郎を見ながらコークをキめていたんだけどそしたら12人の使徒が詩を朗読しながらUK訛りの英語で僕に訪ねたんだ(ええと、イタリアンバジル入りの天麩羅はありますか)ってねで僕はそんならあそこに停まっているハーレー・ダビッドソンの軽油を呑み干しな紙芝居の鼈甲飴はそれからだぜっていったら彼らの厳つい手が握り〆ていたツルハシと削岩機がバーテンとガテンの脳髄に直撃しやがったんだ!それを見て吐いたジャイとスネも(てめえそれでもW中篭球部のOBかダンカンバカヤロー)って喚かれた瞬間に十二指腸抉られちゃったその結果僕のラーメン大ヤサイニンニクアブラカラメが赫いアブラマシになっちまったんぜこんなことジロー本店でしかないおやっさんの気紛れみたいだよううえええん」

 へえ、それは大変だったねえ~。それでどうしたのさ?と母親は気のない返事。

 ところで、某天麩羅屋でこの道40年の職人へのインタビューがあった。彼曰く、最近ターミネイターとやらに揚げ場を奪われて、気が触れんばかりに狂っているという話だった。誰が?ターミネイター?職人?客?T-100?サラ?コナー?いや、正気な原稿を楽屋に忘れたニュースキャスターがさ。

 で、或る日、浅草の某天麩羅チェーン店で勃発した突発グルメリポートウエーイ。僕とピー太は何で浅草に来てまでチェーンの天丼食べなあかんねん!ワンコインOne Way天丼ゆうたらテンヤやろah天かす溶かす冒すオカズ粕漬けマスかく鱒釣りmasuo,コスパ低いぜたぬき蕎麦yoみたいなDEATH渋谷系&沼袋ジュラシックパークを突きつけた詩人のように、あるいは50代でプー太のピー太の親父みたいに老舗でブー垂れていた。

 トイレに籠った上がり症の職人A「おいらの妹がメンエグで着飾ってるのを観たから全裸でこの薄暗い世界を走り抜けるで!だってガイヤが俺にもっと輝けと囁いているから」

 トレイをひっくり返してばかりの接客B「あたいの兄が歌舞伎役者のまねして銃刀法違反で捕まったからあたいも……」

 白昼ランチタイム、目の前で重要参考人二名が群馬県警によって浅草雷門前で轢き廻しにされているところを想像しながら徳利※中身は「こどもののみもの」を三本空けたら、さささあああああああ出てまいりました!サマーウォーズ

 あ、参りました。僕らはこれ食べれません。あ、あ、あ、あ。

――何故こうなったか。さかのぼること数時間前、接客の娘が取調室でカツ丼(上)を食べざるを得ないので、代わりに僕らの注文を受けたターミネイターが早速天麩羅を揚げる準備に取り掛かった。だが、その挙動に目をつけた親方が「機械にうめぇテンプラが揚げられるかよゥ!!」と築地市場のセリのような勢いで彼にどなり散らしてしまった。伸びる調理包丁、網膜に迫る揚げ油、泡吹いたらアゲロヨ!

――それが運の尽き、結局100円ショップにはマシュマロは売っていなかったのだ。