haiirosan's diary

散文とか

瓶の水、瓶のラムネ、瓶の、

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私はペットボトルの水をよく買う。水道水に紛れ込む、世界の偽りに歯向かうが、刃のこぼれた彼の足元にはいつまでも雨が、雨が。

蒼に刺す、蜜蜂の罪悪感に嘆く。
黄色の乱れは末尾が告げる終末。
私が嘆く、収束の安息日に、ほら天使は半分白骨、半分腐肉で、誰がための皮肉にピザのHALF&ハーフを注文するのか!
領収書、カモメの餌
催促に睡眠、アイススケートの夢。
飲みすぎたラムネ
眠れない飛沫
眠りすぎた
けど
現実は過ぎ去らない

夏、夏、終わらない夏
水を彼女らに差し出すことは毒なのか?
夕景、置いてきぼりのゼッケン45
夕暮、置き去りにしたユニフォーム

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裸の心 裸足の涙、そんな詞が着飾ってるぜ
キの抜けた絵師
サイダーをビールと勘違いしたのは
夕暮れでもなく真実しかない朝だった