haiirosan's diary

散文とか

アルコールの乙女、青ざめたPDS

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スティングレイを海月と勘違いした少女は、算盤を放棄する。
ポルカトルカの残金零、dotで躍るファミコンゼルダ、TV文明の敗北、文明堂のカステラが切断される時、僕らはポルトガルの粉砂糖の美しさを思い出せるのか?
それにしても水玉ワンピースからはファブリーな香り、ファジーな私の足元にファックを告げる渋谷の蝶やHalemのネオンライトは朱を忘れている!
さて、赤色のクレヨン折れて、少女は何を想うのか。
画家のパレットに撃ち込まれたベレッタ
残りの一発は9mmを勘違いした餓鬼の額に風穴を空けてら。
届かない出前の拉麺
拉致された蕎麦は冷から温へ
北へ南へフランシスコ・サンフランシスコ
混血、抱えろフラストレーション
婚約、消えろトラストレーション
揺れるチェーンソーテキサス、揺らぐトム・ソーヤの武器は何だっけ?
いつかのテネシー
いつかのテキーラ
いつかのエクスタシー
いつかのラムコーラ
そう、忘れた言葉と前頭葉は水色の水槽の(彼)が発狂したからと訴えても懲役200年は免れないらしいボーイズボーイズガールズガールズ。

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俺らはバイクを忘れたから海岸線で重症を
彼らは俳句を詠みながら
その左手に脇差しを仕込んでいるから
どうしても殺に殺、殺を重ねた字余りになってしまう。
ほらぶれる目
ほらふくふきやの画
目を画く匿名の彼は失業者だから
彼はアルコールとしか握手しないらしい
それは僕と似ているから
私は神をトニックで割ることを嫌う。

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