haiirosan's diary

散文とか

のび太「どざえも~ん、ボク腕組み系ラーメン屋になりたいよぅ~」

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「しようがないなァ、のび太くんはァァァァァ」
どざえもんは自らが更に肥大かするのも厭わず、ポケットビスケッツからブツを取り出した。
「ファイッ! メリケンサック~」
彼がポケットから放り出したのは近未来でも秘密でもない、よくある関東連合vsフィッシャーマンズパイで用いられる木製のトロイの木馬だった。
「どざえも~ん、これじゃ型が旧すぎてVistaと7にしか通用しないよぅ」
のび太がどら焼きを冷凍(したままの)つけ麺に浸しながらそうごちる。
あつもりだぁ!?ウチはねぇ、そういうのやっていないんですよと新宿歌舞伎町の黒服が喚くような喚きメキメキメキシコルスキードストエフスキーキエフスリーエフもファミリーに取り込まれてサンクスサンクス。
チャーシューっていう響きが中華的
チャーハンはハンソロみたいなモンゴリアン・チョップ
肉まん解体、キン肉マン暴行、マンハントが趣味です!
と、自己啓発サークルでおっぱいやおっぱいやパラノイア乾杯やなんてスクランブル交差点で週三回は叫んでいたからこんな最悪も最悪な人生を送っているんかなと思うけれど、いざ自殺する時に何の躊躇いもなく出来そうだから、その点に於いては幸福かもしれない。大体人間なんていつ死ぬか分からないし、それを早めるかナニするかくらい豚みてぇな俺にだって決める権利くらいあるだろ、こんな豚小屋の豚が闊歩するアホ面のアホが無駄にうるせぇ世界で。
さっきっからバカ笑いを続けるどざえもんは溢れるコンビニ系スーパードライの泡を必死に抑えながら小尿を失禁していた。小用があると言って如才なく立ち去ろうとした僕。その刹那、のび太がドヤの三重顔で叫び始める。
「あら、あっあっあー!! どざえもん漏らしているゥウフフ、ミーちゃんに言ったら、どんな顔するだろうねぇ~ウフフ」
いや、俺どざえもんじゃねえから。
僕はそう言うや否やのび太を殴打し始める。
ぶっ飛ぶ眼鏡
ぶっ飛ばす環七
脂飛ばすインスパイア
あばら屋曝すエンパイア
賭博屋明かすアンパイア
やがてボコボコボコ、と泡が立ってきたので、寸胴に香味野菜をいれる。
おお、心の友よ貴様の追悼は俺のリサイタルで必ずやるかなアッーアッーアーッ!!!
とかなんとか云いつつ、彼の商店はトカレフを卸すことで必死。
こめかみすら喰う俺ら、脳は90s人食いのグールグルグル(@_@)
「ママー!お腹空いたよぅ!」
そう叫べば、出てきたのはどざえもんのケツ割り豚足一キロとまだ爪を切っていないモミジだったので、僕はツインピークスに欲情を続ける父母の横で、一心不乱に爪切りを動かしていた。