紺色飴溶けて曇天 糖度に犯され赤蟻の水死体が、彼方に浮かぶ 平坦な煉瓦をいつまでも糾弾する議会に 首を残した者は誰一人としておらず、唯、その可憐な切り口から血と砂糖を流しつづけている。 「眠り亡き桜の記憶」 水色のスクリーンから零れ落ちて奇数を喪…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。