隠されし藍を求め彷徨う巡礼者たちは、 蒼影の砂漠に引きずり込まれてしまった。 自らの正体をなくし 傷無き破傷風に悶える暁 鈍色の奇数 偶数で瓦解する膿のような、 沈黙のコンパスの針が心臓を貫く時 青ざめた太陽と月が融けあうから―― パステルブルーの…
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