haiirosan's diary

散文とか

「雨と踊るワルツ」 詩

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夕暮れの秋雨 跳ねまわる水の散弾 

 

乾ききった世界 瑞々しく撃ち抜く

 

トタン屋根 アスファルト 水たまり

 

無垢なビートが刻まれる

 

 

硝子越し 軽やかな雨の舞踏会

 

くるくる回る コウモリ傘

 

ゆらゆら揺れる 彼岸花

 

踊ろう 濡れよう こんな日は

 

酔いも涙も洗い流そう

 

三拍子 4拍子 やがて変拍子

 

もつれるままに 子供みたいに

 

僕はワルツをいつまでも