haiirosan's diary

散文とか

Manhattan Blackout,Fade to Blue

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 青い空、蒼い建造物、碧い見物人

 あ行の羅列に彼らは修羅を視る。そして或る阿呆の一生の如く歯車に切り刻まれる

 3mm,5mm,7mm,トんで999m.僕らは奇数回にお祝いをしなければならなゐ。最新鋭の新宿五丁目、四丁目の夕日は鯛を断裁する、そう裁判の最高裁、黒服の彼女は再審で過ちを犯したから蠍になったのだ。全十五巻くらい、読み終えるまで原宿で失念と失恋とでも?

 憂鬱の窓がエンカウントを刻む日々に、僕はチャイニーズ・レストランで頼むべきものを忘れてしまう。

 青菜、青梗菜、青パパイヤ、青一号のかき氷

 淡い橙色、食紅はいい加減にしろと叫ぶ日には縁日で縁起が悪いから僕は公権力によって連行された。

 さて悲劇は未来予知の60番目、君が笑うか泣くはset endしたMEAN TIMEかそれともTImes upか。

 干上がる夏

 昼下がりの鬱

 舞い上がる蝶

 お下がりの服

 這い上がる君

 舞い墜ちる意味

――そう、彼らはマンハッタン666で決して投身自殺する訳でもなく、ドラム缶一杯のvotkaに沈むギネス・ビールを更新する訳でもなく、ではなんで僕は此処にいるのかな?

 問う意味にアルミ缶爆弾、或る意味正当防衛なサトウキビ畑、賭けにでるbitは50$、禿げを責める男子の言い分にeven flow,真珠のジャムをフランスパンに塗るbranchはどう言い繕うがブランデーを三杯飲み干す方が健全じゃないか!!

 ある日の午前、僕はひたすらに逃げる黒猫と少年、どちらと仲良くするべきか迷いながらヨーヨーをしながら追いかけていた。夢を視ていた、ドカベンドリーム、花鬼の狂気。満喫育ちの僕は正気なのかすら分からないけれど、少なくともipodから流れるpussy galoreの野良猫みたいなギターノイズと近所に腐るほどあった工場みたいなメタル・パーカッションが繊細に聞こえる限りはまだ性格に正確だと思う。

 追いかけていた少女と少年は、アル中で右脳しか機能していない癖にIQ120代の僕よりも未来を見据える能力があった。だから、逃げ込んだ先がコロンビアン・カルテルだとしても、そう、映画ファニーゲーム(※1、オリジナルかリメイクかはココでは問わない。だって違いはブスなのか不細工なのかってことだけだからね)のように白い布で上半身を覆いかぶされても、散弾銃で動脈と静脈が通勤通学する刹那をぶち抜かれても、僕は電気羊としてアンドロイドの夢を血塗れのままみるんだ!

 といって、最期は結局お袋の鰈と鱵の煮つけ(※2、僕は焼いた魚や獣肉が若干苦手というか、胃ノぁ本だ羅が抵抗起こしやがる。揚げ物も避けているけれど、たまに無性にアブラマシマシとか豚カツを食べたくなるにょ☆彡)を食べるふりして、とどのつまりは孤独にアボカドを切って食べていたらalien girlと間違えられて60階から飛び降りざるを得ないの。

 青い夏も終わり、赫い秋が心を愛撫する

 西瓜の嘆き 幸水の喘ぎ

 30℃ 死 25℃ 詩

 秋の夜長の読書は焚書

 月夜に求める思考の剥離