haiirosan's diary

散文とか

瓜という百合の偽証罪に西瓜の追悼

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スイカバー、此処にはcocoaの邪道竜胆餓鬼道の甘味しかない

甘美なる死、完備する死体、霊安室107 8に蜂がたかる様を見て、僕はクマンバチか蜜蜂か密葬したいとすがりつく君の姿見に影しか遺したくない。

瓜が萎える冬の南国の牢獄。
1 2 3 4 5 6 7 で呼ばれる七つの大罪
然して、菓子のリストにラムネ菓子がないから僕は胸焼け。
カウンセラーに捧ぐ熔鉱炉
君が死んだ痕跡をなくせれば、
僕が死に行く軌跡も無くせるだろう?
売れない詩
売り物の死
対義語と類義語がEven Flow
ラッパーは田舎にもいるし
タッパーに詰めるのはパーティーの残り物だけじゃない
僕らはシンデレラじゃないから
僕らはこの街で業火に包まれている
放火の午後1時
老化した心に気づく盲目と猛火は真夏日に隠される9月の頭 オレンジの腐敗 蜜柑の落第 見つかることに畏れ 魔がさす逢魔ヶ時は遠く 遠く
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靴を亡くしたシンデレラの死
金魚の変死体が浮遊することも忘れ
あわない靴と平行世界の夢は水深50米で視た夕暮れと幾何学模様の中で微睡む秋口。