haiirosan's diary

散文とか

Hotcake Suicide

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然し、バター踊る卯月に、彼女は天使の砂糖を盗んでしまった。ローズマリーの悪魔が潜み笑いを浮かべる或いは上げる七日間。世界は蜂蜜によりアナフェラキシー・ショックに陥る。
見よ、ノアの方舟糖蜜を求め群がるコロンビアン・ネクタイをぶら下げたブルーカラーやホワイトカラーを。plastic x ray,偽装の理想に高僧が捧ぐ逆さまの輪廻、永遠のブーケトスはvalley ball中に手の甲を骨折した痛みのdelayが襲いくる記憶。それともシシリアでハンドトスのシカゴ・ピザを頼んだ結果、トンプソン・マシンガンで蜂の巣にされたG.Yの青い網膜。そして出血多量の彼が最期に舐めたのは、アカシアの蜂蜜ではなくグルジア糖蜜だったってこと。

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海に沈む海、空に墜ちる空、フライパンに火刑に処されるフライパンを観ている。
スクリーン・アウト、52-57のロースコア・ローヤーを殺せ。そう、赤毛のマーガレットの心臓が右にあったか左にあったかなんて、葦の原で紅石を溶かしていた彼と彼女の死体が覚えているはずがない。君の玄関に貼り出されるポルノ・ペペロンチーノの巻きすぎたテープリール、君の雨戸に穴を空ける匿名性の極めて高い天使、君のベッドに潜む風船ガムの色をあてるのは、あの町でいかれた道化師とBB弾で撃ちあうことより困難なことさ。
KARENは潰れた苺畑みたいな面、KARENは叩き潰した芥子と酔い潰れた芥川をたまに読み間違えるらしい、だから時代遅れのMDを抱えて印に逃走しろ、MDMAで潰した眼球を車輪に突っ込めば、死に損ないがファイヤーバード・ポンティアックを運転しても、左右確認を怠らないはず。

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真夜中のクランベリーが熟れると脳漿が零れた気分になると医者に訴えたら、色とりどりの錠剤がさらに増えた。私の春はまだ終わりそうにない。