haiirosan's diary

散文とか

ピーナッツバター、誰が鐘を鳴らす

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甘く甘く世界は雨足に脚気を覚える。
私は毎夜深夜或いは朝明け4無いし5に脹ら脛の痛みを覚えるんだ。
そう、ベーコンエッグのダンクシュート、コンビニに横たわる赤マルの死骸、フライパンで煮込まれることの業。
映写機が映し出すのはいつもハッピーエンドとは限らない。映写機が映し出すのはいつもEnとは限らないと口に溢しそうになるけれど、嗚呼、それがアンコールかエンドロールか貴女が狂う前に画いた絵しか解らないだろう。

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青を殺す藍、君のことが気になるから私は花屋で竜舌蘭を愛でているけれど、私の中のホントのワタシは花の名も君の名も忘れてしまっているんだ。
ブルーバード、青い花、青い春、向日葵狂った夏、遠く、遥か遠くの鳥

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ピーナッツバターの偽装
ピーナッツバターをビーツに
ピーナッツバターをガターに
ピーナッツバターをドーナッツに
ピーナッツバターをカシューナッツ
茜色 殻を脱がされた6
世界の終わり 正解のない逢魔の時
そして夕暮れに煎られたバターはマーガリンへと
それで夕焼けに抱かれた私は何処へ行けばいいの?

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