haiirosan's diary

散文とか

3 Summer Time Blues

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https://youtu.be/b0p9GmALDF8

鉄塔の首吊りを傍観する蒼
斜陽の夏日に切り裂かれたスカーフ
水の無いプール、水浸しのプールサイド
青い酔い 網膜に映る世界は淡く移ろう
発泡する空 350 500 僕も君も酔睡
翌朝 麦水 香料水 水槽の水死体
溺れた君 商品価値をすり抜けた君
1ぬけ 二抜け 誰もいなくなったかくれんぼ
蹴られた缶が泳ぐ空
空っぽブルース 鈍色コントラスト
そして、ひしゃげた君は霊柩車に轢かれてしまう

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夕暮れ、雨にうたれ走るライダース
パノラマと化す街並み
乱反射する蛍のような街灯
終わらないジェットセット・ラジオ
始まらないパーティー
より深い藍を求めて
曲がり過ぎたスライダー
彼は虚空を切り裂き、行方不明になった
キャッチャーの死
アンパイアの無関心
左廻りの輪廻 右廻りの安寧
気の触れた針時計
幽霊船の羅針盤
左利きの青い瞳は、いつもこの世界を右手から零れ落としていた。

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漂う脾臓は3つ数える間に消えちまったから、