haiirosan's diary

散文とか

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

She Swim Endless Desert

https://www.youtube.com/watch?v=CcvK7AG-NtI 溺れていた 蒼い砂漠 そこにある 黒い太陽 渇いていた 泉の死骸 其処にいる 廻る世界 青 蜃気楼の死 僕は叫ぶ 視えないサーカス 青 北極の笑み 彼は喚く 心は凍る ※そして砂にまみれた 空中と眠りの森 明日、生…

ストロベリーとアレゴリー

底が見える昼下りの水筒 紅茶に砂糖 過剰な顆粒 死骸のシロップ 蝉マタセミ ナ タールに浸かる桃色帽子 黄色が正常 緋色に苦情 腐りそうな廻廊に未だに醜い四人の並列平行世界学ランの走る前にブービーブチ切るnecktie People花弁が一片散る度に 歌人は一篇…

902から孤立した場所で駆け回る赤白

逆さまの私がいる地上902m、血が上る理科室、秘密の殺人、人体模型に造花と白髪を詰める夢。Glideする彼らの暗喩、雫に濡れた黒曜石と折れた骨で造られた禁忌の高層建築、その白と黒を糾弾するかのように聳え立つ、幾つかの傾いた象牙の塔には902人の裸の…

Snow Blind

――地上50m、余りにも無機質な乳白色の板。人数+αで用意されたMr.mによるQPの紙袋、ケチャップと胡瓜漬けの無邪気、少女が処刑されるかのような飛び込み、いや、或いは「飛びこまされる」風景を見続けることは、香ばしい肉の匂いの不条理も相まって、僕には…

菜園にて火災、朦朧とする意識外で茫洋とする蒼

11月某日、私がグラノーラで思考停止した朝。民放は琴の音で「彼ら」の脆い赤い糸は乱れ解れ、そして切れてしまった。所謂、溶解しかけた団塊共や妖怪と化した貴婦人達が、アスファルトの白線上で反復横とびをしながら言う、キれるってことに近い。 見上げ…

或る朝日と炭酸水の末路

明日の見えない朝 絞首刑の罪人 うな垂れる私 彼の詩は死を刻む 軋む始発 眩む街頭、渋谷の朝は鴉と革靴がチル 土曜日のポートレイト 日曜日のボードレール 地獄の季節 網膜の剥離 目に映る 灰色の街角 巡礼者が奏でる doremi 鈍色の輪廻 クラリネット 不協…

「ドラゑmon 天麩羅とT007型ぁあああああぁん!???」

「ど ざ えも~ん」 朝六時、ろくでなしことビー太の相変わらずな猫なで声で目を覚ます。 くそったれ、ロシナンテ。今何時だと思っていやがる! いいか、僕は確かに君の彼氏でありSister RAYでもあり、未来の世界、2029年L.Aのスカイネット派遣社員でもある…