haiirosan's diary

散文とか

サレマ・ポーギーにポーリーのアリスがスカートを火曜日に破棄すれば、

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(続・句読点)、間違えなく僕らは発狂に酔狂に胎教。
マリアのチューリング的立場は、ドラえもんとしずかのびたジャンパイアが脛夫を集団リンチする企画を撮影する理由に事足りると。だって、僕らにココロがあるなんてのは誰にも分からないもの。
ところで藍色ポンティアックにへばりつくアンディの解雇通知は自称NY.Dollsのファンクラブ会長によるものだったってことをみんな知っているのか?僕はどら焼のUFOに乗って海王星のイルカを皆殺しにしたトランペットだから皆を知っているぜ。

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そして桜が血を滴らせる。ロカビリーのアリス、アリスの不眠症に過敏性な早咲きの少女、口紅の食紅、平家蟹があないとし、死体の肉で最もワルツが踊れるのは膵臓であり水槽で最も少年がスマートフォンを翳すのは3104丁目のアルビノ金魚前だってこと。そう、新宿アルタ前なんかじゃなくてね。

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7人の海が水死した、降水確率30%の夜。
メロンソーダを喫茶店で頼めば、灰色の街が葉緑素に充たされるような、そんな気がした。
ルー・リードの金属性に物言いの三幕。泡立つ発泡、ベルリンのジャケットはダークグリーンが主体だったような記憶。
血で血を洗うクリーニング屋とエタノール屋台の噛むチューインガムの咀嚼音。マンホール飛び交う午後、切断というよりも打撲傷による死が相応しい日曜日、噴水の塩素の香りに二日酔いさ。
そして、エスプレッソにイタリアを忘れた頃に、僕らのVANSには蒼い絵具がへばりついていたことに、散弾銃を持ち出した青服だけが気づいていたのだ。

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