haiirosan's diary

散文とか

Hell or hell with AnholexdalocS

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アマレットの夕暮れ或は朝明け、クリームソーダイロの壁、赤蟻が詰め込まれた終末の蜂の巣。マフラーで首を吊った少女がテキーラを翳す刹那に、君のストッキングは断線していた。
始まりもなく、気づけば地面に拡がる静脈血と片っぽメモリー
ハートランドと鏡に耽溺するパンクス
12月のまま散ったフェンダージャガー
Joy Division-Closer
With the lights out,

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世界との断線、他人との断絶、赤道直下の水死体に僕らは深紅のハイヒールを履かせてあげることすらできないのかもしれない。乱れたシーツに死の記憶すら残らないことを嘆く前にさ。
ソーダと裸足の百年戦争、サイダーにアルコールを入れた刹那に僕らは唯失ってゆくから。
そう、空き缶のブービートラップハイネケンで製作すれば。エメラルドブルーの脾臓を求めて彷徨えば、武蔵野スクリーンにて17歳の君と僕はGreen Infernoを凝視することも無かったような気がする。桃色と緑、時折朱が入り交じる快楽と絶望、それとも絶頂を。

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いつの間にか狂い咲く丑三つ時に私が溶けていたとしても、