haiirosan's diary

散文とか

葬秋の惨殺死体と赤いドレス

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逢魔ヶ時が血に染まる050×、私の左眼に目隠し鬼がそっと終幕を告げた。
赤2号のドライアイスが崩れゆく夕刻、罅割れた境界線を撫でるのは音階の無い四弦だと__火を放たれた花火と踊る記憶、鍵の掛からない空白の窓辺と海岸線、裸のアイスクリームが溶けないのは夢の中だけだと誰が証明できるのか?
――不協和音の子守唄が霜柱を揺らす。溶けることの無い暗渠に鬼の眼が「__」を囁いた夕暮れ午前零時、赫橙色の10階に到達した時、私はもうこの世界にいないことを知った。
沈黙の通続音……彼方に踊る無表情の影と、君の変死体

「然してこの暗き森の彼方此方に、一つ一つの肉体は、それを虐げし魂なる茨の上に懸けられるべし」

葬秋の惨殺死体は瞬く間に隠匿される、不穏な南風と誰もいない船舶、残り328/537mlのRedRum.
――可憐な水面を切り裂く剃刀とナイフに、誰の頸動脈が終わりを悲観することができるのか?
__閉ざされる刹那はいつも暗闇だ。君の最期の赤いドレスが宙空に舞う美しさすら__

308217Mintliqueur

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霞鏡に霜月の縊死躰たちが映される、翡翠イロの霧中霧、私は虚ろな眼のまま、壊れた視線のままでカステラみたいな午後に浮かんでいる。氷砂糖が溶解するまで、3時のメロディーが崩壊するまで、ずっと__
藍色の麻昼に月が熔ける針時計。308217を永続的に刻む世界で、洋装の赤い死は誰が彼岸花を胸に挿しているのか、彼女には判らなかった。煉瓦が死者を隠匿する、浸みる血のイロは不鮮明、君の眼の色が白日の下に曝された時、目隠しの鬼が静かに笑みを浮かべたような気がした。
いつもより少しばかり早い時間の列車も死体が沢山浮游していて貴方や貴女の無言の呪詛と空虚が傍観された車輌故障を齎しているけれど私はもう疾うの昔に壊れていたから壊れかけのヘッドフォンから流れるメロディーの一雫も人人の暗い暗い視線も何だか虚ろなままだ、
暗い日曜日、アルコールの苦悩、mintliqueurの微笑、そして――

テトリスの終焉と革命劇の午後

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港湾は炎に浸された。十字架を轢断する音、鴎の墜落する旋律に誰が蜃気楼を夢見るのか?
忘れられた魔女と最終巻

「切り刻まれた1

節に描かれたスクリーンは何時か視た教会のステンドグラスみたい」
少女はそう呟き、花瓶の置かれた机に別れを告げる。

紅色の八拾五が砂漠に揺れる百合と、

三日月花月園葉月ノColorChordCalmClimb羅列せし秋の上二段活用或いは/

山高帽の人攫い、暗い茜の七五三__薄羽蜉蝣のような記憶、記録管理体制下形而下に於いて媒体は胎内にてドグラマグラの堂々巡り――夕暮れ、影絵の崩壊、肌色塗り潰された刻_ー何時かの記録に蜜柑とタールが延焼した絵筆の先、K

3

7

09

8の音階に転落事故は掻き消され、3

階の亡霊は踊り場を失う。
草臥れたダンスホールを捜す為に、君は匿名の赤いハイヒールたちを剥ぎ取るけれど、誰が彼女を止めることができるのか?

青ざめた8

2mプールに浮游するのは、柔らかな心臓だけだった。
不具のmannequin,ショートしたラジオに感電死した
(飛び立つ刹那の鳥たち)
季節は狂い咲いたまま過ぎ去ってゆくけれど、記憶のブラックボックスは6

1

0の残骸と共に、君の黒焦げのコンバースの色が零れ落ちてゆくように__

縊死の庭にテトリスの終焉が始まった。時雨月秋雨ザザ降狂ったのち乃パレットに滴る静脈血と蒸留酒。微かな蒼が翡翠の――変死体の中で揺らいでいるけれど、そのア_オは清廉な呻り声を上げたまま、革命劇の午後に溶けていった。

あ__ℵ /花魁__――◐◑、内 臓転 る路

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水中にしか酸素が無い。私は空っぽの乳母車が闊歩する車道を視ながら、排気ガスを深く吸い込んだ。淡い傷痕、或いは3mm,網膜を漂う翡翠色の暁は綺麗だけれど、いつか去ってしまうその色彩に、誰が祈りを捧げるのだろうか?
暗いクライ焔を彷徨って、少女は破れた蝙蝠傘のまま、雨の無い6月に無垢な振りをした。
渇ききった風車、訪れない天使の梯子
求めた38頁は空白なまま、唯水色を湛えて、16の熱帯魚が水槽のキャンバスを鮮やかに染めた季節はもう訪れないのだ、と__
或る海馬が断裂し、
「もう一つの世界が始まる」
暁の赤は失踪を遂げて、AmChord(0000)が標された譜面には蒼だけが揺らいでいる。
澄み切って、残酷なア_オが――

切子、金襴緞子、染みた血、首と蹴鞠の誤認、簪と右眼、左眼の燈籠、君の草履だけが行方不明、井戸に赫されし皿が写す水の中の罪、みあ__ℵ
/花魁__――◐◑毒、内臓転がる路地裏__亡骸、霊、暗い瞳、くらい、く

30%の氷冷に林檎が裂けてゆく、ポラロイドに写るFionAAppleが捜す手首とカフェイン不詳。プールに浮かぶ木曜日がどうして彼女の死体だと、どうして此処には感嘆符が無いのかと教会に向かって問いかける。
__粉砕されたワイングラスにさよなら告げて、僕らは円卓を踏み抜いた。
縊死を遂げた白鳥は、その肌に消せない蒼を抱いて、粉々に砕け散ったステンドグラスを最期に夢見る。
彼女が視た(抽象的な虹のカケラ)は、その刹那に病まない雨に濡れた世界を焦がしたから。
閉ざされた墓標に光を刻んだから。
__薔薇の花片、切断されしキリスト、透き通ったまま喪われる色彩と、

Lithium,Designer's Snuff

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終末のカクテルが鏡の世界へと零れ落ちた。幾重にも重なる嘘と虚ろな美、幾度も散ってゆく色彩に私は、何時かの青空も狂った太陽も忘れてしまう。0.4/0.5,この眼に映る透き通ったスクリーンは永遠を刻むことのない永遠。
雨色の飴がソーダ水に溶けてゆく。行方不明の暁に捧げる祈りに光と花束は無く、私は私の名前すら忘れてしまった。君の記憶と誰かの銃声、空気清浄機の耳鳴り、蒼が茜に変換される時、Amはそっと断ち切られるから__

リチウムが過剰な夕暮れ、青い蝋燭が灯れば終わりが近づくからと嘯いていた君は、12月のロータリーで縊死していた。散りゆくだけの百合、輪廻するのは、リピートされるのは――頭の中だけにいる(救い)が、私に終焉の讃美歌を囁き続けている。
霊安室が夏日に浸される。君はその眼からソーダ水を零すけれど、明度の無いハウスクリーニングにトリミングを重ねて産まれた白骨化死体の髪飾りは何時かの揚羽蝶が飛び立つこともなく儚く下天の内をくらぶれば妖艶ならざる狂炎に炙られる魔女の淫靡なスカートの秘 蜜に私は触れたいけれど__

骸骨♭0,5,沙羅双樹にCosmopolitanism,00:00墓場のasymmetry,サイクロップス
ターレーズンの反転から夏だよ夏夏目夏蜜柑夏草枯れて
脳髄爛れた壱両目~八両目、全滅した731ś
平衡性デザイナーズスナッフ
Blu-ray光が無い愛人青蒼藍解雇、
4弦4限長い長いルート♪、±よしこ、「呪怨

Fineの無い楽譜に浮游する茜色の――

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裸体が埋められた3F,紅花を一枚マタイチマイと剥離してゆく内に幽離する夜明け。

然し、未だ終わらない缶蹴りはライムグリーンのブランコを揺らし続けるし、

私は(ワタシ)を見つけられないから、貴女は行方不明のままモノクロへと変換される。

全ての蒼が過ぎ去ってゆく。Fineの無い楽譜に浮游する茜色のパレット、暗い昏い影が僕らの名前を塗りつぶして、額縁から零れ落ちた世界はシュレッダーの刹那へと__
笑顔のまま裁断される淡いスカートは陰画の真実を空想のまま、彼方へと溺れていった。

La ville bleue était pleine d'agitation et de cadavre

暁を幽かに食紅が湿らせる。赤一号の太陽、青一号の空、電線に絡まる鴉と君の死体。透き通った球体のゼリーは翡翠色をしていて、そこに映る世界が美しいと、いつかの私たちは笑みを零したけれど、今この眼に映るのは__

If this never ends i'll walk until my feet are bleeding

土曜日の快楽と日曜日の叫び」に私は」首を削ぎ続けたけれど、歪な円卓上のイタリアンパンチェッタに殺人未遂の容疑と会合の果ての果てと『皆殺しの天使』の最終電車、最終頁は始まりだとプールサイドの六芒星が囁いて僕らは茜色のビキニを延焼させる午前八時のルームキーと網タイルに引っかかるのは切り裂かれたパンティストッキングと投身自殺体の自己啓発書と濡れたままのレインコートベットRoom334扉を、知覚の扉をメスカリンとメスカルラスカルトロピカル」カクテル」4だけ外れた牡丹ブレーキ外れた俺の心臓。

♭’∉∞ℵ#’, 海辺のコンバース

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藍色の死が彷徨っている、火葬できない花束、造花の夕景、外科室の哀歌。(はじまり)の無い会話にクリームソーダだけが終わりに近づいてゆく。
夏が過ぎて、柔らかな黄昏だけが網膜を這い回っているから、

向日葵が硝煙と共に枯れていった。32日の路面凍結、足跡のつかない世界とアンダルシアの蟻、花瓶に刺さる花瓶の色は夕刻イロ。
蒼が深くなる度に記憶を喪ってゆく、パーティーの朝焼けに焦がす純粋、アイスティーが沸点に達した時、錆色の冷凍庫が睡りから覚めることすら――

高架線で最期を迎えた少女がビートルのハンドルを切る、160㎞のスリップストリップ、レベッカの6弦、2弦が錆びついた音階に、誰が螺旋と鴎を描くのか。茜色のライ麦畑は404のベッドみたい、そんな風に横切る黒猫が笑った刹那、私の心臓を貫くのは――

星月夜に朝焼けが炭化した。金魚鉢に注がれたラムにカクテルは匿名、気狂いピエロが自らに巻きつけた爆薬の紺色が、高明度の色彩に浮かれる世界への反旗を翻している。
カーディガンを燃やすと秋が、何もかもが奇麗な終わりに近づく、私はそう信じているけれど、ポケットのマッチはもう――

淡いソーダ水がワインに浸食される、葡萄棚の全焼、海辺のドストエフスキー、♭’∉∞ℵ#’,
然し、Aphorismの歯車が廻り始めた時、ウィスキー越しの君は未だに笑っている、確かに綻びた筈のコンバースと10月。その絵画が鮮やかに轢断された時、僕らは切れないスペアリブを無言で眺めていた。

絶望という名の地下鉄、透き通った車窓に揺らぐクリームソーダは溶けないまま、いつかの夏の黄昏を描いていた。1842/を黙視し、蒼く淡く、闇が抱擁する針時計を切り裂くように、
――やがて、グラスにそっと罅が刻まれた刹那、私は秋宵の牢獄に閉ざされていることを思いだした。