haiirosan's diary

散文とか

2017-01-01から1年間の記事一覧

抽象的な海、平行世界の青い汽笛

https://youtu.be/PwQ8bNRVqWkブックカバーの青 安眠の蒼 朝明けすら碧 夜半の涅槃 台詞は表しかないオセロと 水槽の中の君を案ずる 水色の嘘 水は青でもなく 水は緑でもなく 水は透明の在りか? その対価に青空を 等価交換した この渇いた世界を変換する針…

ポンティアックスティングレイシスターレイ

雨脚に脚気を催す世界は溶解したゼリービーンズみたいだと、色を感じないジェシーは嘯く。夕暮れ、朝焼け、或は夜明けのブギーポップ。 トライアド・ゼリー、クランベリー・ゼリーに雨が滲みる春に君は首だけになる。 白痴の神は私又は私の影それとも私のド…

林檎飴と鼈甲飴が嗤う

https://youtu.be/cwcJy5qNdHI 畳の下 埋められた林檎飴 揺れる障子 紙風船と少女の破裂 鴉の変死体 水風船のヒ素 紙芝居と蟻の群れ 緋い靴の花魁嗤った打ち上げ花火濡れて 唐笠目玉を抉る 首吊りの夏祭り 見世物小屋の行列 鼈甲飴の朝日 桜を犯す月曜火曜 …

Hotcake Suicide

然し、バター踊る卯月に、彼女は天使の砂糖を盗んでしまった。ローズマリーの悪魔が潜み笑いを浮かべる或いは上げる七日間。世界は蜂蜜によりアナフェラキシー・ショックに陥る。 見よ、ノアの方舟に糖蜜を求め群がるコロンビアン・ネクタイをぶら下げたブル…

心臓飛び散った5分前の世界

私の網膜を潰れたアメ車のチャイニーズシンドローム、それに麻辣な想像に浸るアーシュラーのVRが染める。 赤い砂漠、転がる1000の心臓はホールトマトみたいだ。ビーチで貪るパイ、Leechが啜る愛っていうか汚れた血。 落下傘の春、車輪の下、滴る垂れ桜或いは…

うっちゃりむぎちゃワッフルだで!!

で、僕が綿雨を浴びる8月にハリケーン、その名を聞けばテキサスの70sはトラウマになるだろうさ。そう、カップヌードルを水で作る水辺のヌードに裸のフリースタイル、俺がランボー、老いた乱歩、枯れた江戸川 エドガー・ア・ランポー、yoでうるせえ渋谷ハチ…

サレマ・ポーギーにポーリーのアリスがスカートを火曜日に破棄すれば、

(続・句読点)、間違えなく僕らは発狂に酔狂に胎教。 マリアのチューリング的立場は、ドラえもんとしずかのびたジャンパイアが脛夫を集団リンチする企画を撮影する理由に事足りると。だって、僕らにココロがあるなんてのは誰にも分からないもの。 ところで藍…

有刺鉄線に捧ぐ

ほら、嘘をつく間にワイヤーで撒かれた内臓。 トマトットトマト字余りで躓け 誰もいない世界 誰も彼も消えて そしたら道端が綺麗だ うるさい人間が嫌いだ 五月蝿い人生は終りだ 首を吊れば ビルを斜視すれば この瞬間は夢だって花、枯れゆく雄しべ或は雌しべ…

鏡に写る憂鬱に足首をひかれるような

放り込まれたライオン、或いは雷音。 琥珀色の彼らそれとも彼女らがジャージの青年共を焼ききる光景は、カーストもトーストだったってことを杜若の白磁が笑う風景だって。 足首をひかれるような悪夢と夢魔は黒馬 原稿に刷り込まれる、ゴールデンバットの一周…

シンシアと金平糖ファン倶楽部

シンシアはレミントン・ショットガンを振りかざし、途方もない革命とフレミングの法則に革新が起きることを宣言した。 彼女が映る街頭テレビジョン、スクランブルエッグすら有罪の交差点、水銀を舐める人、太陽を蜜柑と誤認する人、荒れ狂う積乱雲を世界の終…

Oblivion Siren

無意識の状態、匿名の彼女が出勤中途で空ける9%も、仮名の彼が這い入る24のラスコー産牛も、ともすれば無意識の状況下なのかもしれない。時計の針が狂っている。サイレン がなる 唸る ガタルカナルのバナナ グリーン グリーン 青空には瞼が(潰れ)という…

赤いブルーハワイに溺死したジェシカ

ジェシカにはウォッカしか友達がいなかった。そう近所の白鷺は呻いていた。そう、彼らには水が等しく水を切ってミスミソウの浴槽に浮かぶのは切断された入浴剤(銘柄不明)だってことをジャムとマーガリンの廻間のコッペパン・レディが証言する。拳銃の代わり…

HELL On Wheels

つまり私は行方不明の少女に煙草をあげたことが罪と罰の討論会になっているらしい。 嘲笑うドストエフスキー、スキーヤーのローヤー、あんたの渾名もアタマを吹き飛ばしちまえば、跡形もなく消し飛ぶ。そう、君や君の殺人現場より上手に。しかし、私はドライ…

私がElisa Lamと飲む貯水槽はラムネの味が

青信号を渡る少年の焼却炉、僕らが見ていた腐乱死体の笑みと二十四時間に鳴るメロディーの数を数えればうんざりする。これは私か君の話だけれど、どうもシボレー・コルベットを運転しなければいけない時が来たらしい。 だって、ほらイエス・キリストがきたか…

高らかに沈黙せり沈めよ蒼

彼が交響曲三番を聴き終えた時、彼らは機関銃とハート型のチョコレートを見せていた。オーケストラ、オーケストレーション クラシックカーの事故に君は臓器や骨を露にする?悲鳴と歓声、誰にも区別のつかない夏の蝉の死。 しかし、……が行ったロックコンサー…

「なめんなよ!やってやるぜ」という見出し

「最近のわこうどわァーッ、細菌の出所は分からないんですけどォオォオォオアッー!ワテクシはストリップが見たかったんですわァーッ!」三丁目コンビニ・ロックンロールradio,こんなダーティトレンディな二十歳の地図アジテーションが提示される中、私はう…

水羊羹のブービートラップ

「爆裂しろ明滅しろ炸裂しろ断裂しろ」彼か彼女かは分からないA-10爆撃機が自らのおっぱいに向かって呟き続ける。夏、水羊羹がサーフィンドルフィンフィルインする季節、どう見てもちゃんこ鍋は潔癖症の俺には喰えないので欠も引き締まるだって…………からね。 …

ブランチャー・クランキー・グライダー

煉瓦の街に明治時代の平行線、因果な街に胎児時代の赤い海。 線に千を絡めれば、あの少女の千里眼は0.1を保つことができるのか。 しかし、井戸緯度経度赤道、パイナップルにペンを突き刺した変死体が転がる60sローリングストーンズとFARCの砂漠。蒼に哀に見…